YS電子工作ラボ

<V.3版>
File System Auto Mountでの
microSDカード抜き差

(→プロジェクトファイル(Harmony Ver.3版 MHC v3.8.0) ダウンロード)


 File System のマウントに関して、MHCのデフォルトはAuto Mountになっていません。アプリケーションの作成はAuto Mountの方が簡単です。 microSDカード抜き差し、ファイルオープン/クローズの簡単な例を紹介します。





<仕様>
・HarmonyのFile System Auto Mountに係るライブラリ関数を初期化の段階で組み込む。
・File Systemがマウントされている場合は LEDを点灯し 非マウントの場合はLEDを消灯させる。
・microSDカードが挿入され、File Systemがマウントされたら、/mnt/myDrive1ドライブのルートディレクトリのファイル名"myTestData.txt"を書き込みモードで開く。 ファイルが存在しない場合は、新規作成する。
・ファイルを開いた後には速やかに開いたファイルを閉じる。
・ファイルを閉じた回数をカウントする。
・ファイルを閉じたら、キャラクタ液晶に以下を表示する。
 1行目: "FileOpen_w OK !! "
 2行目: "Num0=XX"

   (注) XXはファイルを閉じた回数とする。

・microSDカードを抜き差しした場合
 ➀ SDカードが挿入されるとLEDが点灯し
 ➁ SDカードを抜くとLEDが消灯すること。
   尚、LEDの挿入はLEDが消灯を目視確認後行うこと。
    
・microSDカード挿入検出は使用しないこと。 



<回路図> (→ PDFファイル

 <外観1>
 PIC32MZ評価ボード(→購入方法)を使った実験品の外観です。 PIC32MZ評価評価ボードにmikro BUS評価ボード(→購入方法)が取り付けられています。 mikro BUS評価ボードには、本テーマと関係ない部品が多々実装されています。
 mikro BUS評価ボードのmikro BUS コネクタCN5には、mikroElectronika(株)のmicro SD clickが実装されています。


<外観2>
 mikro BUS評価ボードのmikro BUSコネクタCN5にはmikro BUS 用 ユニバーサルキバン(→購入方法に 秋月電子の マイクロSDカードスロット DIP化キット(通販コード K-05488)をハンダ付けしたキバンが実装されています。
  




<動作結果> ( → 動画:1080pのHD動画を見ることができます。)

     キャラクタ液晶表示
マイクロSDカードを
3回脱着した時

 ★ 古い(10年以上以前、2GB以下の容量)のマイクロSDカードの中には、SDカード脱着を検出できないものがいくつかあった。(→URL













 
<解説> プロジェクトファイルを精読願います。