Bluetooth BLEモード
RN4020による PC(VC#) - PIC32MZ間
I/O、文字列送受信
(→プロジェクトファイル(Harmony Ver.2.04版 ) ダウンロード)
Bluetoothには、大別してClassicモードとBLE(Bluetooth Low Energy)モード2つの送受信モードがあります。BLEはBluetooth
4.0になって追加された省エネ、スマホ対応に主眼をおいたモードです。 ここではスマホではなく VC#で作成したPCアプリとPIC32MZの送受信の例を紹介します。 無線モジュールとしては
マイクロチップのRN4020を使用しています。 RN4020 DataSheet、Command Reference、Command Reference(JP) |
<仕様>
・Bluetooth BLEモードによる PCとPIC32MZ間の送受信を行うこと。
・PC側 及びPIC側のBluetoothデバイスとして マイクロチップのRN4020を使用すること
また、RN4020が実装された無線モジュールとして マイクロエレクトロニカ(株)のBLE2 Clickを使用のこと
・PC側がセントラル、PIC側がペリフェラルとする
・PICはPIC32MZ2048EFH100を使用のこと。
・PIC側のRN4020とPICとの送受信(UART)コマンドの内容を 別のUARTによりPCのTera Termでモニタできること
また、キャラクタ液晶でも送受信コマンドをモニタできること。
・PC側のアプリケーションはVC#2017で作成のこと (PC側プログラム → URL)
・PC側のRN4020とPC間の送受信(UART)コマンドの内容を PCのアプリケーションの中でモニタできること。
・PCとPIC間のI/O制御、文字列送受信としては以下ができること。
➀ PC側アプリケーションのボタンのクリックで PIC側のLEDをON/OFFできること
➁ PIC側スイッチのON/OFFを PC側アプリケーションでモニタできること
③ PIC側の可変抵抗器の電圧値を PC側のテキストボックスで表示し、
また、プログレスバーでも値のイメージを表示すること
④ PIC側アプリケーションから 以下の文字列をPIC側に送信した場合以下の返信がされること
送信文字列 返信文字列
1. Japan → Tokyo
2. America → Washinton
3. U.K. → London
4. France → Paris
5. その他 → Pardon ?
・その他のBLEデバイスとして、市販のBLE機器(オムロン 環境センサ 2JCIE-BL01など)なども検出して、接続ができること。
・PIC側では可変抵抗器の電圧が、I2C制御のキャラクタ液晶でモニタできること。
(PC側アプリケーション例)
<回路図>( → PDFファイル)
<外観>PIC32MZ評価ボード(→購入方法)を使った実験品の外観です。 PIC32MZ評価評価ボードにmikro BUS評価ボード(→購入方法)が取り付けられています。 mikro BUS評価ボードには、本テーマと関係ない部品が多々実装されています。
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全体外観 | ||
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PIC側 マザーボード、mikro Bus評価ボードなど 詳細 |
PC側 Bluetooth - UART- USB変換キバン 詳細 |
オムロン 2JCIE-BL01 詳細 |
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動画 | 内容 | 備考 |
動画(システム全体) | システム全体の動きがわかります。 | 1080pのHD動画を見ることができます |
動画(コマンド編) | セントラルとペリフェラル間のコマンド送受信にフォーカスした動画です。 | |
動画(PC 制御ウィンドウ編) | PCの制御ウィンドウにフォーカスした動画です。 |
➀ PC画面から LED ON/OFF
➁ PIC側スイッチON/OFFの PC側でのモニタ
③ PIC側可変抵抗器電圧値の PC側でのモニタ 及び プログレスバーによる値のイメージ
④ PC -PIC間 文字列の送受信
モード | Japan を送信後 Tokyo を受信した時の画面 |
America を送信後 Washinton を受信した時の画面 |
U.K. を送信後 London を受信した時の画面 |
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モード | France を送信後 Paris を受信した画面 |
How are you ? を送信後 Pardon ? を受信した画面 |
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★ ペリフェラル側 コマンドに係る送受信のログ
★ セントラル側 コマンドに係る送受信ログ
<解説> プロジェクトファイル精読願います。