ISEの使い方

 全般
   ザイリンクスから CLPD/FPGA開発;の統合開発環境としてISE(Integrated Software Environment) WebPACKが提供されています。無償版はザイリンクスのホームページからダウンロードで
  きますが デバイスの種類、ゲート規模等に制限があります。

■ プロジェクトの作成(以下のPC画面画像は CPLD、FPGAが混在していたり、またいくつかのプロジェクト画面が混在しており、1つの一貫したプロジェクトの画像ではありません)
  ・ ISE(Project Navigater Ver 13.1) を起動させて、左上のプロジェクトウィンドウのStartタグを選択して下記のウィンドウを表示させます。


  ・NewProject のボタンをクリックすると下記のようなCreate New Projectのダイアログがあれわれるので、プロジェクト名、プロジェクトファイルのロケーション等を設定します。




  ・Nextのボタンをクリックすると Project Settingのダイアログが現れるので Family, Device, Package, Speed(通常-2 or -3 を選択),Preterred Language(VHDL or Verilog) 等を選択します。




  ・Nextのボタンをクリックすると プロジェクトの内容確認の画面があらわれます。 確認したらFinishボタンをクリックします。



 ■ ソースフィルの作成
   ・プロジェクトエクスプローラ(仮称)のプロジェクト名(test1)を右クリックして ショートカットメニューを表示させます。


  ・ ダイアログがあれわせますので ソースファイルの種類(VHDLであればVHDL Module)を選択して ソースファイルの名前(通常プロジェクトの名前)を記載してNextをクリックします。
   



  ・ モジュールの入出力ポートの名称、数量について定義します。 




  ・ Nextボタンをクリックすると確認画面があらわれますのでよければFinishボタンをクリックします。



  ・ (VHDL)ソースファイルのひな形がエディタウィンドウ(仮称)に現れます。


  ・ひな形をもとに(VHDL)ソースファイルを作成します。





  ・  ソースファイルにSyntaxエラーがないか プロセスウィンドウのCheck Syntaxでチェックします。 OKであれば Check Sy;ntaxの先頭に緑のチェックが、NGであれば赤のXがあれわれます。



 
 ピン番号の指定
 ・*.vhdファイルを右クリックして *.ucfファイルを追加します。
  なお、グラフィックエディタとして、[User Constraint] → [ Floorplan -PreStynthesis] (CLPDの場合)、I/O Pin Planing、FloorPlan Area/IO/Logic(Plan Ahead) (FPGAの場合)]などが使用できます。






 ・*.ucfファイルが追加されました。




 ・*.ucfファイルに 使用するポートとピン番号との相関をコーディングします。








 論理合成

・ 次に ソースファイルをプロセスウィンドウの Synthesize-XSTをダブルクリックして 論理合成をおこないます。 正常に終了すると緑のチェックつきます。




 書込みファイル作成
  ・Manage Configuration Project(iMPACT)を右クリックして ショートカットメニュウを表示させます。 Run をクリックして、書込みファイル*.JEDECを作成します。



  ・成功すると Console ウィンドウに …… Project "(iMPACT)" lauched successfullyが表示されます。


  ・Manage Configuration Project(iMPACT) をダブルクリックすると書込み画面が立上ります




 デバイスへの書込み
  ・ターゲットボードとプログラマ(書込み器)を接続します。
  ・Boundary Scan をダブルクリックして、中央画面の中で右クリックします。ショートカットメニューがあらわれますのでInitialize Chainをクリックします。







デバイスが見つかると successfullyがあらわれます。



 ・ 書込みファイル(CPLD: * . jed、 FPGA: * . bit)を選択します。


(CPLDの場合)


(FPGAの場合)


・ 確認の画面があらわれますので Okをクリックします。



・デバイスの上で右クリックして program により書込みます。



・デバイスへの書込みが開始されます。




・ デバイスへの書き込みが成功しました。